『ホドロフスキーのDUNE』 JODOROWSKY’S DUNE

『ホドロフスキーのDUNE』

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『ホドロフスキーのDUNE』は驚くほど野心的でいて、不運な運命を辿る事になった、新時代を画するサイエンスフィクション「DUNE」の映画化を試みた、伝説的なカルト映画監督アレハンドロ・ホドロフスキーを描いた映画だ。

1974年、チリ出身の映画監督、アレハンドロ・ホドロフスキーは『エル・トポ』や『ホーリー・マウンテン』を発表し、人気深夜上映のムーブメントの先駆者となった。その成功に続き、最も野心的だと言えるプロジェクトに取り掛かる。オーソン・ウェルズやミック・ジャガー、デビッド・キャラダインやサルバドール・ダリという出演者と共に自分の12歳の息子のブロンティスも出演させていて、音楽はピンク・フロイドが演奏し、美術は 物議をかもす時代の先駆者、H・R・ギーガーやジャン・メビウス・ジローが手がけている。ホドロフスキーはフランク・ハーバートの古典的なサイエンスフィクション「DUNE」の映画化で、意気揚々と永遠にシネマの世界を変えようと試みた。

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「私にとって、「DUNE」は神が降りてくる事に匹敵する。神聖で、自由で、新たなパースペクティブを持つ何かを作りたかった。新しい思想を取り入れろ!」―アレハンドロ・ホドロフスキー

2年の間、ホドロフスキーと魂の戦士のチームは昼夜を問わず『DUNE』という素晴らしい世界の創造という膨大な作業に取り掛かり、3,000枚ものストーリーボードや、多くの絵画を描き、驚くべき衣装を考え出し、今までに無く感動的で説得力のある脚本を書き上げた。

「あの頃、映画を完成させる為にだったら片腕を切り落としても良かった。目的を達成する為になら死ぬつもりでいた。」―アレハンドロ・ホドロフスキー

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ホドロフスキーのプロデユーサー、ミシェル・セイドゥーの言葉を借りると「十分なはずだった。だがそうでは無かった。」
H・R・ギーガー(『エイリアン』のグラフィック・アーティスト)、ゲイリー・カーツ(『スター・ウォーズ』のプロデューサー)、ニコラス・ウィンディング・レフン(『ドライヴ』や『オンリー・ゴッド・フォーギヴズ』の映画監督)、この作品の監督、パビッチによって3年の期間を費やし撮影された、伝説的な存在や脚光を浴びる有名人などとのインタビューと、親密でいて誠実なホドロフスキーとの会話、さらには今まで公開される事の無かったホドロフスキーの圧倒的なサイケデリック・スペースオペラ(エミー賞にノミネートされたシド・ガロンによるアニメーション)が含まれている。公開される事の無かった最も偉大な映画が今この作品で語られる。
『ホドロフスキーのDUNE』はパビッチ監督の初の長編映画で2013年カンヌ映画祭の「監督週間」でプレミア上映された。

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ディレクターズ・ステートメント

アレハンドロ・ホドロフスキーの『DUNE』の製作に至る旅路の物語は、多くの理由で私を魅了していた。毎日のように沢山の映画が完成する前に消滅してしまう。通常そのような試みで残るのは脚本のドラフトや、出演の交渉をする為の、役者のイメージ・キャスティング・リストだけなのだが、この『ホドロフスキーのDUNE』のように、これほど完成に近づいていた映画は他には無いと言える。

『ホドロフスキーのDUNE』は創作力と想像力の世界へと誘う、驚くべき旅だった。絶え間無い夢の追求や芸術の必要性を語った映画だ。これは失敗の物語では無い。その逆で、これはネガティブなポテンシャルを大成功へと導いた、80歳になるアーティストの終わる事のないアイディアや推進力の進化の物語なのだ。

これはユニークな大志をテーマにした映画:芸術の力で世界を変えるという大きな大志。

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